【最近の不動産業界の状況】
■平成28年02月12日
15年の建設工事受注高、6.9%増の81兆7,765億円/国交省調査 |
国土交通省は10日、2015年計の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同年の受注高は81兆7,765億円(前年比6.9%増)。このうち元受受注高は55兆6,918億円(同6.4%増)
下請受注高は26兆847億円(同7.9%増)だった。元受受注高のうち、民間等からの受注は39兆8,619億
円(同14.3%増)。
民間等からの建設工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は、8兆9,170億円(同25.4%増)。
発注者別では、農林漁業316億円(同108.8%増)、鉱業・採石業・砂利採取業・建設業494億円(同
25.4%増)などが大幅増に。不動産業は3兆1,322億円(同30.7%増)となった。
なお、公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は14兆9,257億円(同9.7%減)。
15年12月の受注高は7兆1,720億円(前年同月比12.0%増)。このうち、元請受注高は4兆8136億円
(同9.0%増)、下請受注高は7兆1,720億円(18.4%増)となった。
元受受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆2,407億円(同5.3%減)、民間等からは3兆5,729億円
(同15.1%増)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は1兆1,811億円(同5.4%減)。このうち、国の機関
からの受注は3,904億円(同9.5%増)、地方の機関からの受注は7,908億円(同11.4%減)だった。
国土交通省
ホーム
|