【最近の不動産業界の状況】
■平成27年8月1日
違法貸しルーム、建築基準法違反は1,274件/国交省調査 |
国土交通省は30日、国及び地方公共団体に通報があった「違法貸しルーム」の2015年6月30日時点
の立入調査などの結果を公表した。
調査対象物件は、1,962件(前回比12件増)、このうち調査中は403件(同38件減)、建築基準法
違反が判明した物件は1,274件(同40件増)、違反なしは89件(同3件増)となった。
違反が判明した物件のうち、是正指導中は1,149件(同32件増)、是正済みは109件(同8件増)。
調査開始時点で閉鎖もしくは別の用途だったものは196件(同7件増)となった。
違反の内容は、非常用照明装置関係が954件(うち是正50件)で最多。窓先空地関係(建築基準法
関係条例)が824件(同26件)、防火上主要な間仕切壁関係が684件(同37件)、居室面積関係(建築
基準法関係条例)が428件(同9件)、採光関係が386件(同12件)、竪穴区画関係・排煙設備関係・
建基法関係条例等違反などが723件(同48件)。
なお、最も調査対象物件が多いのは東京都で、対象物件数は1,493件に。うち調査中の物件は300件
同法違反物件は1,023件、うち、是正指導中は948件となった。
国土交通省
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