【最近の不動産業界の状況】
■平成27年6月20日
自己資金でリフォームする堅実派が大半/LIXIL調査 |
(株)LIXILは17日、「『住宅リフォーム事情とリフォーム資金』に関する意識調査」結果を発表
した。全国に住む20〜69歳の住宅リフォームを実施・検討している男女517名が対象。3月21日に
インターネット調査を実施した。
リフォーム検討者に準備している自己資金について尋ねたところ、平均176万3,000円という結果
に。また、検討者が考える費用の相場は100万円以上200万円未満が25.4%で最多、50万円以上100
万円未満が23.8%で、50万円〜200万円が約半数を占めるボリュームゾーンとなった。
一方、リフォーム経験者が実際に準備した自己資金は平均249万1,000円。検討者が準備している
金額を上回る結果となった。リフォームした場所の上位は、浴室(52.4%)、トイレ(51.2%)、
キッチン(47.0%)。
検討者にリフォーム資金が自己資金を超えた場合の工面方法を聞くと、「リフォームローン」の
利用を検討する人が30.8%となり、「親族から借りる」(17.8%)、「退職金を前借する」(2.2%)
などを上回る結果に。自己資金を超えた場合の工面方法については、全体の79.8%が「自己資金を
超えなかった」と回答した。
リフォームを行う際に最も悩んだことについては、経験者は「リフォームの見積もりが正しいか
どうか分からない」(22.3%)検討者は「リフォーム資金を確保すること」(29.7%)がそれぞれ
トップに。
また、自宅以外のリフォームでは、経験者の18.7%、検討者の35.1%が、両親の家のリフォーム
を検討していることが分かった。
(株)LIXIL
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