【最近の不動産業界の状況】
■平成27年4月10日
(株)不動産経済研究所は9日、超高層マンション市場動向(2015年3月末時点)を発表した。
全国で15年以降に完成を予定している超高層マンション(20階建て以上)は262棟・10万
1,450戸。前回調査(14年3月末時点)比で75棟・2万5,910戸増加した。
近畿圏は38棟・1万3,661戸(前回調査比12棟・4,014戸増)で全国に占めるシェアは13.5%
(同0.7ポイント増)。
地区では、兵庫県8棟・2,546戸でシェア2.5%(同0.7ポイント増)、福岡県10棟・2,004戸で
シェア2.0%(同1.5ポイント増)、広島県6棟・1,652戸でシェア1.6%(同0.2ポイント減)、
愛知県8棟・1,494戸、シェア1.5%(同0.2ポイント減)、北海道3棟・1,265戸、シェア1.2%
(同0.5ポイント減)となった。
なお14年に全国で完成した超高層マンションは45棟・1万1,355戸であった。
同社では、「今後は東京都心部や湾岸エリアの好調な市況に支えられて新たな超高層大規模開発
や複合再開発プロジェクトなどが数多く控えており、17年までは年2万戸前後の竣工が続く」と
見込んでいる。
(株)不動産経済研究
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