H29/1/09/業界状況／神戸　不動産は和光興産

「注意事項」「2017年予想」

１・注意事項

　ここ数年「法人減税・個人増税」の傾向が続いていましたが、2016年から

法人税の実効税率が30%を切ったことを契機に、不動産経営個人オーナーが

法人を設立する動きが出てきています。

　1物件を1法人というように、本人が出資し家族を代表者にすることもあります。

投資をした人が連帯保証人となり、連帯保証人なので個人情報には登録されません。

抜け道的な方法で、皆さんかなりの方がそうされていますが、判明すると

一括返済を求められる場合もございます。

２・どうなる2017年

　表面利回りの低下に歯止めがかかり、2016年後半からほほ横ばいの推移

一部サイト・書籍などで「バブル崩壊」といった記事も目にしますが

現状ではキャッシュ-フローがプラスになっていますので、決して1990年当時の

バブル崩壊ではないと思っています。。

　東京都心の一部で実質利回り2%を切る物件が成約されていますが、これは

一部超富裕層の相続対策として、資産評価の圧縮を目的にされているのが

ほとんどではないでしょうか？

　売り買いが活発な状況のため、物件の質が一番重要となります。

さまざまな業者・一般投資家が投資物件に目を光らせており

脇を引き締めて、じっくり吟味をして物件購入・物件売却を目指しましょう！

この業界約30年やっている私の考えですが、売るも買うもすべてタイミングで

どちらかといえば、売るタイミングを逃すとかなりの経済的・精神的なダメージ

が大きいですよ！ときには利益なしでのご売却もご一考ください！